世界の最先端情報室 🌐

← 記事一覧 / 科学の最前線

ChatGPTの会話ロックとは?履歴から隠しても保存設定は変わらない

会話を履歴や検索から隠す機能が順次提供。削除やデータ利用設定の変更とは違います。

発表の内容

公式発表の確認/実機・比較試験は未実施

発表・資料:2026年10月20日/OpenAI公式リリースノート

① 実際にできたこと

人を対象とした臨床研究ではなく、製品機能の発表です。選択した会話を通常の履歴、ピン留め、検索から隠せると案内されています[1]。

② どういう仕組みか

4桁のアカウントPIN、または対応する端末認証で開きます。会話の保持とモデル改善に関する設定は変わりません。

③ 情報の種類

Free・Go・Plus・Proを対象に、Web、iOS、Android、新しいデスクトップアプリへ順次展開するとしています。全アカウントへの同時提供という意味ではありません。

④ まだわからないこと

業務上は画面を見られた際の会話の露出を抑える用途が考えられます。ただし、今回の確認は公式案内までで、端末での動作や保護性能を独立検証していません。

実用化・安全性について

ロックを会話の削除やデータ利用への同意撤回と混同しないことが大切です。次に確認したいのは、自分の環境での提供状況と、別に管理されるデータ設定です。

出典・確認範囲

本文の[数字]は以下の順番に対応します。リンク先の公式資料本文を確認しました。企業発表は独立した性能評価と区別しています。

  1. OpenAI|ChatGPT release notes・10月20日欄 ↗

公開版/技術・製品情報
作成・資料確認:2026-10-21 編集:世界の最先端情報室 編集部

研究区分:企業の公式発表/独立した性能評価ではない
用途:AI製品・業務支援/食用・外用の対象ではない

更新履歴

2026-10-21:初稿作成。公式資料と提供・実証範囲を確認。

情報提供を目的とする記事です。診断・治療や個別の摂取量の助言は行いません。持病・服薬・妊娠等がある方は医療者に確認してください。

あわせて読む

膵臓がんの個別化mRNAワクチン――第1相試験の長期追跡 →

ブタの腎臓が人の体で働いた——臓器移植の新しい一歩 →

iPS細胞による脊髄損傷治療――4人を最長4年追った研究 →

ショウジョウバエの脳を計算モデルで再現――仮想の体はどう動く? →

生体コンピューターCL1とは?脳細胞チップでできること →

培養した脳細胞がゲームを学ぶ——DishBrainの実験 →

脳オルガノイドで計算するBrainowareとは?実験と限界 →

脳の信号を音声に変えるBCI――発話を支える研究と限界 →

脳と脊髄をデジタルでつなぎ、歩く動きを支える →

人の細胞が小さなロボットに——動き回るAnthrobots →

月面ローバーは、いまどこまで進んでいる? →

GPT-6 Proは何が変わった?応答・ツール利用・複数エージェントの更新 →

AIは新薬開発の段取りをどう支える?OpenAIがOrchestra Bioを買収 →

人間に似た皮膚のロボットIRON――見た目と量産・販売の現在地 →